延べ床面積に算入しなくてもよいロフトや小屋裏物置。とっても便利なスペースですよね。
普段使わない小物を置けたり、その分の居住スペースが増えたりと、いいことずくめな印象があります。
ところが一部ではロフトに批判的な声も出ていることもあるんです。
今回はそんなロフトのことをしっかり学習して、ロフトスペースの形を考えてみましょう。
ロフトスペースのメリット
まずはいいところを見ていきます。
- 高さを抑えることで、延べ床面積に参入されない。
- 延べ床に参入されないおかげで、容積率を超えるスペースを確保できる。
- 座ったままくつろぐセカンドリビングとして使える。
- 寝具をロフトに置くことで、居室が広く使える
みなさんご存じの使い方ですね。特に容積率が厳しい地域では本当にロフトのスペースは重宝します。なにせ物入れ分のスペースが丸々有効活用できるわけですからね!
ロフトスペースのデメリット
意外と使ってみると思っていたよりも不便に感じるシーンが出てきます。以下にまとめてみましたので参考にされてみてくださいね!
- ロフトの掃除がしにくい。(掃除機が小型じゃないと持って行けない)
- 想像以上に暑かった。(エアコンの風は下に向けられることが多いので、ロフトまで涼しくなるのに時間がかかりやすい)
- 変な圧迫感で首がこる。(意外と天井が低いことで、かがむ癖がついてしまって、やたらとコリを感じることも)
- ロフトにベッドがあることで、夜中のトイレや風邪で寝込んだときに大変。
- 疲れて眠い時にはしごを登るのがめんどくさくなって、結局ソファで寝てしまう。
- 奥へ奥へと、物を押し込みすぎて、奥の物が取り出せない
いかがでしょう?布団が上にあるという感覚は2段ベッド利用者ならばわかるかもしれませんが、意外と寝るときがめんどくさく感じたりします。
また、掃除機が軽いものでないと持って行けないので、なかなか掃除をするのが大変です。
これらを踏まえて、ロフトの形状、位置、高さなどを検討してみると、無駄なくロフトスペースを活用できるのではないでしょうか?