ガラスブロックという素材をご存知でしょうか?外壁材としても使えるこのガラスブロック、まだまだ利用用途は未知で、いろいろなアイディアが試される素材です。今回はそのガラスブロックを少し見ていきたいと思います。
ガラスブロック(電気硝子建材株式会社)
ガラスブロックは電気硝子建材株式会社から出ている製品です。利用されている用途には戸建て住宅から公共の施設まで幅広く、明り取りとして人気があります。またガラスブロックは特定防火設備(旧甲種防火戸)の認定を取得しており、用途地域に柔軟に対応できるのも魅力です。
戸建て住宅にもガラスブロックという選択
通常のサッシと比べると割高ではありますが、外壁によって光をさえぎられてしまうような場所であってもガラスブロックであれば光を取り入れることができます。通常壁にしてしまう場所をガラスブロックにすることによって明るい室内空間を確保することができます。また、居室と居室の間の壁もガラスブロックにすることで北側の部屋も明るさを取り入れることができます。
SE構法ならば筋交いがいらないのでガラスブロックを組み込みやすい
通常鉄骨造やRC住宅などで利用されるガラスブロックですが、SE構法であれば従来の木造住宅と異なり筋交いが不要なためガラスブロックの壁を採用しやすい。外観のデザインがガラスブロックとマッチするデザインであれば検討してみるのも良いかもしれませんね。