食器洗浄機をキッチン計画の際に、ビルトインにしようか、それとも後付けタイプのやつを後から購入しようかで悩んでいらっしゃる方もいるかと思います。今回は食器洗浄機のビルトインタイプのメリットやデメリットを考えてみたいと思います。
ビルトインタイプの食器洗浄機、メリットは?
ビルトインタイプのメリットは、なんといっても見た目の美しさでしょう。お客さんが来た際にもキッチンは美しく見え、何を調理するにも楽しくなってくるでしょう。やはりキッチンの作業台の上には何も置いてない方が気分もやる気も変わってきますからね。
ビルトインタイプ食器洗浄機のデメリット
ビルトインタイプの食器洗浄機は規格上サイズが制限されてしまいます。よって一度に洗浄できる食器の量は比較的少ないというのがデメリットでしょうか。ただしキッチンメーカーによっては大容量のものもありますので、大家族のお客さんにはキッチンメーカー選びからこだわってみるのも良いかもしれませんね。
また、ビルトインタイプの食器洗浄機はメーカー専用のサイズ規格で作られているため、食器洗浄機が故障した際には他社へ切り替えるという選択肢がなくなってくるでしょう。食器洗浄機の故障、取り換え目安は約10年ほどといわれていますから、10年サイクルで食器洗浄機は買い替えが必要となってくるでしょう。しかしこれはビルトインタイプのものに限らず外付けタイプでも同じことが言えるので、ビルトインタイプのデメリットということにはならないでしょう。
まとめ
ビルトインタイプの食器洗浄機は、比較的少人数の家族で、見た目を重視されるご家庭に向いているといえるでしょう。逆に費用を抑えたい、キッチンはお客さんには見えないところに隠しておきたいという設計を選ばれる方には、外付けタイプのものでもよいかと思います。外付けタイプの方がメンテナンス性はありますからね。
ビルトインの食器洗浄機が出回り始めたころは、「ビルトインタイプの食器洗浄機は全然洗えないから結局乾燥機替わり。」という声もありましたが、昨今のビルトインタイプの食器洗浄機は機能が向上していますので、外付けタイプのものとさほど変わらないまでになっています。一度ショールームなどで体験してみるといいかもしれませんね。