樹脂サッシってご存知でしょうか?一般的にはアルミサッシの方が浸透していて聞きなれているかもしれませんが、樹脂サッシは断熱性に優れた素材で、ペアガラスなどと組み合わせることで高い断熱効果と省エネ効果が期待できるんです。日本では約30ほど前ころから採用されだしたそうで、ドイツではもっと昔から使用されていたそうです。
光熱費を節約する窓
一般的な家庭の冷暖房にかかる光熱費を通常のアルミサッシと樹脂サッシとで比較してみますと、約20~25%もの光熱費が軽減できるそうです。年間6万円程度の冷暖房費だった場合、およそ1.2万円~1.5万円程度せつやくできることになります。
以外にも掃除が簡単なサッシなんです
サッシなんてどれも一緒かと思いきや、実は樹脂サッシはアルミサッシよりも掃除が簡単なんです。アルミサッシでは、ガラスを取り付ける箇所に「ガスケット」を取り付けますが、樹脂サッシはガスケットを必要としませんので、ガラス面とサッシ面との段差が少なく済みます。これによって埃だまりがなくなり、掃除が必然的に容易になるわけなんですね。
高齢者のいるご家庭に樹脂サッシを
熱の伝導率が低い樹脂サッシは、冬場の高齢者のヒートショックを防ぐことができます。浴室って寒いイメージですよね。それもアルミサッシの場合はそのサッシから冷たい冷気が降りてきますが、ペアガラスを採用した樹脂サッシならば冷えを感じることがほとんどありません。高齢者のいらっしゃるご家庭に大変オススメなサッシなんです
まとめ
樹脂サッシは寒い国ドイツで50年以上も前から採用されています。日本はまだまだ断熱に関しては基準が甘く、隙間風のある家屋も少なくありません。これから建て替えや新築をお考えの方には、樹脂サッシを検討してみるのもよいかもしれませんね。