バイオエタノール暖炉をご存知でしょうか?聞いたことがないという人も多いかと思います。今回はバイオエタノール暖炉について少しお話したいと思います。
バイオエタノール暖炉とは
バイオエタノール暖炉とは、従来の薪をつかった暖炉とは異なり、バイオエタノール(アルコール)を燃料に室内を温める暖炉です。原料はトウモロコシやサトウキビで作られており、一酸化炭素を作りません。また発生する二酸化炭素は植物によって光合成されるのでとてもエコな暖炉として徐々に人気がでてきました。
温かさはあるの?
バイオエタノールだからといって炎には違いないので温かいです。薪の暖炉にくらべ炎は小さいですが、薪の暖炉の様に煙突から熱を逃がさず室内にとどめるため、炎が薪よりも小さくでも薪の暖炉と同じように温かさを得ることができるのです。
バイオエタノール暖炉のメリットは?
一番のメリットは「煙突がいらない」ということ。つまり工事が不要なのです。ですから既存の住宅に暖炉が欲しいとなった場合でも、バイオエタノール暖炉であればすぐに設置して炎を楽しむことが可能なのです。また、一番気になるランニングコストですが、バイオエタノールは大変燃費が良く薪の燃料よりもはるかに安く暖炉を楽しむことが可能です。薪ストーブの場合1日あたり約3000円程度の薪が必要だとされますが(地域によって薪の値段が異なります。)バイオエタノール暖炉は一日当たり約500円です。使い続けることで大変お得な暖炉と言えます。
バイオエタノール暖炉の価格
バイオエタノール暖炉は卓上のものから大きな室内で使用するものまでさまざまです。小さいものならばネットで1万円前後のものもあります。一般的な家庭である程度の広さの居室では15万前後くらいのサイズのものを選ぶとよいでしょう。外で炎を楽しめるタイプのものもありますので興味があるかたは調べてみるとよいでしょう。