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国土交通省 断熱性能の最高段階を検討中

先日のニュース記事で国土交通省が断熱性能の原稿4段階のさらに上のランクである5段階目を検討中であるとの情報を目にしたのでご連絡。
とりあえず先に記事を抜粋したのでご紹介。

国土交通省は省エネルギー住宅の新しい基準をつくる検討に入る。現在は4等級ある断熱の性能表示制度を改め、より高性能の5段階目を設ける。2021年春から、省エネ性能が高いほど家電などと交換できるポイントを多く付与する制度も始める。日本の二酸化炭素(CO2)排出量の約15%を占める家庭部門の排出削減に向けて省エネ住宅の普及を促す。

国交省の有識者会議で2020年12月14日に住宅の脱炭素を推進する方策を議論する。22年の法改正を目指したい考えだ。新設する最高の等級5に認定する具体的な基準は今後詰める。断熱性能の一段の向上や、より高効率の太陽光発電設備の設置などが想定される。

省エネ住宅は断熱材の厚さなどで地域ごとに要件がある。夏は涼しく冬は暖かく過ごせる。冷暖房を効率よく使え光熱費も抑えられる。今は全体で5千万戸の住宅のうち約1割にとどまる。新基準の策定で、改めて普及拡大に弾みをつける。

住宅性能表示制度は00年に始めた。省エネや耐震などの項目を第三者機関が評価し、消費者が同じ物差しで住宅性能を比べられるようにした。今の最高水準の等級4は建築物省エネ法で定められた基準を満たす必要があり、太陽光パネルや断熱材でエネルギー消費を実質ゼロとするZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)などが対象となっている。

日経 2020年12月13日朝刊

記事にありますように、来年2021年の春頃から「ポイント制度」のようなものも始まる模様。
つまりは業界の我々も、クライアントに住宅の性能の説明をする際に、断熱性能ごとにポイント制度があり、ポイントに応じて家電製品と交換できますよ!という案内をしなければならないのかもしれない。
お施主さんはいいことずくめなのだが、業界では雑務が増えるが給料は上がらない・・・といったところかもしれない。笑

5段階目の詳細はまだこれからと言うことのようですが、制度自体は22年からを目指しているとありますね。
ポイント制度のみ先行して開始ということですね。
今建て替えや新築を検討されている方、来年の春ころ完成を検討した方がお得になるかもしれないですよ?


2020.12.17 | Posted in 住宅知識 |  

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