リモートワークに最適な環境って何だろう。
そんなことを考えていた時、ÖÖDホームオフィスの記事が目についたのでご紹介。
1万9900ユーロ(約250万円)の箱形オフィス
ÖÖD
エストニアからの箱形オフィスが紹介されていました。とにかくおしゃれでシンプル。
サイズは6m×3m程度の大きさで18㎡(約11畳)分の広さがあります。
高さ約3m、重さは約5t。大型コンテナクラスのサイズ感でしょうか。
ÖÖD
外周3面はガラス張りとなっており、マジックミラー仕様で外からは中が見えません。そのため、トイレなどの設備もガラス張りの空間に設置されています。
設備はミニキッチンとトイレ、シャワールームも設置可能なようです。
入り口は1カ所のみで、外倒しの欄間窓がついています。
現実的なオフィスかどうか
ÖÖD
第一印象はとてもデザイン性がよく、おしゃれでいいなと思うのですが、問題は日本の事情に合っているのかどうかという点。
少なくとも、日本の建築基準は断熱性能は低い割に無駄に縛りがきついので、海外の良いものをそのまま使うことは困難です。
確認申請が必要
広さが10㎡を超えてしまっているので、まず確認申請が必要になってきます。
このあたりはÖÖDがサポートするわけではなさそうなので、別途費用が発生してきますね。
また、日本の基準に合わせて改良や換気システムなどの別途工事が必要となりそうです。
基礎工事、運搬費は別途
当然ながら、海外から輸入してくる運搬費用と、ガラスだけ現地設置とありますので、設置費用は別途です。
その他にも電気設備や給排水の工事も発生しますから、約250万と言われても実際には500万近く(あるいはもっと?)かかってくるのかな?という感じもしますね。
輸入コストを考えると、国内生産の方がよいかも?
いろいろな面から見ますと、確認申請が不要な10㎡に抑え、国内で材料を調達して作った方がメンテナンス性やランニングコスト(固定資産税など)、などの面ではよいのかもしれないなという印象です。
それでも魅力的なÖÖD「オフィスルーム」がほしい!という方は、是非検討してみてくださいね。