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地下室という選択肢 メリットを探る

地上2階建て以上の住宅では、日影規制や構造の種類などの制限がかかってきてしまいます。それでも部屋がもう一つ欲しい、といった場合に考えられるものとして地下室があります。今回は地下室について少しメリットの面からお話してみたいと思います。

メリット1 : 音が外部から入ってこない、内部から漏れない

地下室は、周りが地中に埋もれていますので、振動をはじめ音が外へ漏れません。特に重低音は振動として外部に漏れやすいですが、地下室の場合振動する周囲がコンクリートで固められるため重低音も響かなくなります。よくホームシアターやカラオケ、バンドの練習室などに地下室を利用するのはこのためです。

メリット2 : 地震に強くなる

通常の住宅の基礎は上物の重さ、地盤の具合によってに基礎の大きさや深さなどを決めていきます。地下室を有する住宅では、基礎となる部分が丈夫な地下室の壁となり、構造上強固な基礎となってくれます。これによって大きな地震などでも基礎が建物全体をしっかりと固定してくれていますので、基礎が割れて家が傾く…なんてことも少なくなります。

メリット3 : 意外と快適な地下室の空間

地下室といえばジメジメしたイメージが多いかもしれませんが、それは地下駐車場や地下道などのように壁がコンクリート素地そのままの場合の地下室です。住宅の居室にする場合には地下のコンクリート壁より内側に断熱材、外側に防水塗料(予算に応じて)などの設計を行うため、地下室内への湿度はまったく感じることはありません。また、外気に触れる地上階と比べ、夏は涼しく、冬は温かい空間となり、意外と快適な空間となっています。

メリット4 : プラスアルファの居室

言うまでもなく居室がさらに増えるという点では土地をうまく使えていると言っても良いと思います。コストはかかりますが、土地を大きく購入する費用と計算して地下室の方が安いのであれば、それはメリットがあったと言ってよいと思います。

まとめ

いかがでしょうか?地下室があったら、あなたは何をしたいですか?あなたの好奇心をくすぐる楽しい空間を一緒に設計してみませんか?
SE構法の家BASEではお客様の満足できる住宅設計をお手伝いいたします。
お気軽にご相談ください。


2018.09.18 | Posted in 住宅知識 | Tags :  

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