ガーデニングはお好きでしょうか?日曜大工でガーデニングをされるという方もちらほらいらっしゃるのではないかと思います。最近ではガーデニングを楽しむ男性も多くなってきました。そんなガーデニングのアイテムで外せないのが「枕木」ではないでしょうか?今回は枕木について少し見ていきたいと思います。
枕木の特徴と欠点
枕木はもともと鉄道のレールを支えるものとして腐りにくい堅木に防蟻・防腐材を中まで染みこませて使用していました。そのため何十年経っても腐りにくく、割れにくい丈夫な木材として認識されています。しかしそれはあくまでも鉄道のレールの枕木として使用した際の話であり、使用する環境が変わってしまえばその性質も維持できなくなってきてしまうのです。
もともと枕木はレールが敷かれている大きい採石の上に敷かれています。これは雨水などの水気がすぐに乾きやすい環境にあると言えます。しかしガーデニングに使用されている多くの場合は、直に地面に埋めていたり、コンクリートで固めたりといった設置の仕方が多いようです。このように枕木の乾燥を妨げる環境下ではいくら腐りにくい枕木でも時間とともに腐ってしまうのです。
シロアリの住処
枕木の怖いところは、枕木が十分に水分を含んだとき、それがシロアリの住処になってしまう点です。そして庭のシロアリは外壁を伝い家の屋根裏までも上り詰めることができるのです。
コンクリート枕木は進化している
そこで出てきたのが、コンクリート枕木。ご存じの方も多いとは思いますが、以前のコンクリート枕木はお世辞にもかっこいいものではありませんでした。一目で偽物とわかってしまい、逆にその偽物らしさが庭全体の自然を不自然なものに変えていました。しかし月日が経ちコンクリート枕木はかなり改良されていたようです。
問題は価格のみか?
コンクリート製枕木は木目のパターンも数種類用意されており、より自然にマッチするようにデザインされている。あとは価格が本物と比べてどうかというところだが
amazonやなんかで見てみると、やはり、通常の枕木の2倍近い価格になっているようだ。そんなコンクリート枕木だが、欠点はないのだろうか?調べてみると、やはりコンクリートだけに「カケ」に弱いらしい。花壇なんかに縁石として置く程度であれば問題ないようだが、アプローチの飛び石として使用したり、駐車場なんかに使用するとかけてしまうことがある。そうなるとベースのコンクリートが顔を出してしまうのでそれだけが欠点なのだそう。あとは使い方さえ間違わなければうまく利用できるような気がしますね。