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日射熱をしっかり取り入れるためのお話

日射熱をしっかり取り入れるために

① 南面の窓に冬日射が入るかどうを検討します

冬の日射がお客様の家の窓からしっかり入るかどうかをきちんと検討します。
方位や周囲の建物、敷地の高低差などから計画を立てていきます。
同時にプライバシーの面も考慮し、日射量とプライバシーで納得のいくプランを練ります。
お住まいが完成した後の植樹によって日射熱が得られない事態にならないように、植樹にも注意が必要となります。

② 日射が入る南面の窓を大きく取り、得型ガラス選びます。

・晴れた日の暖かさは、南面の窓面積に比例します。そのため吹抜け窓のように大型の窓を設けるなどの工夫が必要です。
・南面のガラスを日射遮へい型にするのは損です。庇の深さやルーバーなどの遮蔽要因となる要素を減らしていきます。

③ できるだけ建物が南に向くようします

敷地の形状に合わせて配置するのではなく、可能な限り南面に向いて立つように設計します。
図のように南面から傾く角度が大きければ大きいほど日射熱が取りづらくなり、冬寒い住まいとなってしまいます。

まとめ

日射熱をしっかり取り入れるために、上記のような検討を行っていきます。
「冬の日射量の検討」「南面の開口の大きさ」「建物の向き」
この3つが日射熱を確保するうえで重要なポイントとなってきますので、しっかりと計画を立てさせていただいています。


2018.05.08 | Posted in SE構法 |  

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