夏涼しい家の作り方
SEパッシブの家がなぜ快適であるのか、その一つ「夏涼しい」家をSE構法で建てるためのお話をしていきたいと思います。
①「窓から入る熱」をしっかり遮断します
表は、「夏、家に入る熱量」を数値化したものです。
上の段はSEパッシブにより「窓から入る熱を十分に遮断した」家の場合の数値であり、この場合のエアコン性能を右に表記したものになります。
下の段は一般的な新築(窓からの熱を遮断していない家)における熱量と、エアコンの性能を表記したものです。
ご覧のようにSEパッシブでは夏場における窓からの熱量を考慮した設計を行いますので、エアコンに頼り切らない生活を送ることも考えられるようになります。
②確実に風が通る技を取り入れます
SEパッシブの家では、確実に風が通るしくみを設計に取り込みます。これによって熱が家にこもることなく循環しますので、夏場でも快適な環境が得られます。
上記の図は夕方以降の室温の違い(夏)をグラフにしたものです。
赤色がSEパッシブの家、緑が一般の家、青色は外気温です。
「夏涼しい家」のまとめ
夏涼しい家とは、上記のように「窓から入る熱を遮断」し、「風が確実に通るしくみ」を取り入れた家です。
このどちらかがかけていては、涼しい家とはならないのです。