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サイディングの種類は大きく4種

住宅の外壁に貼られるサイディング。そのサイディングには4つの種類があることをご存知でしょうか?日本では窯業系のサイディングが多く出回っているため、「サイディング」といえば、この窯業系サイディングを指すことが多いです。そのほかのサイディングとはどんなものなのか、ちょっと紹介していきましょう。

サイディングの種類

窯業系サイディング

一般的なサイディングで、セメントと繊維を組み合わせて作られています。そのため遮音性、耐火性、衝撃に優れ安価ながら最高のスペックを持ち合わせています。工場で生産された既製品を使用するため、材毎の不具合は少なく施工性もかなり高い材です。また、日本ではこの窯業系サイディングのデザインパターンが各メーカー数多く取り揃えていますので、まず気に入ったものが手に入ることでしょう。

金属系サイディング

金属系のサイディングには、昨今ちらほら見かけるようになった「ガルバリウム鋼板」のサイディングやアルミニウム、ステンレスなどの素材を使ったサイディングもあります。金属なので材料費は高いですが、メンテナンスフリーという点ではランニングコストで見たときにお得に感じるかもしれません。また振動には弱いので遮音性は低いです。そのため何等かの遮音素材とペアで施工することが必要となるかもしれません。

樹脂系サイディング

日本ではほとんど目にしません、ホームセンターなどでたまに売っているようです。樹脂系のサイディングはアメリカでのシェアが多く、軽い・安い・施工が容易・長持ちとコストパフォーマンスに優れたサイディングです。衝撃には弱く樹脂なので割れることもあります。また薄いので遮音効果は皆無と言っていいかもしれませんね。日本の住宅事情とアメリカの住宅事情では土地の広さや密集度合いが異なるため、日本ではあまり使われない素材かもしれませんね。

木質系サイディング

昨今の流行りで「素材の風合いを味わう」趣向にあるため、木のサイディングが見直されつつあります。雨のかからない一部に使用したり、全体を木質系のサイディングで覆ったり、素材の良さを存分に引き出したサイディングと言えます。ただしメンテナンスは頻繁に行う必要があります。やはり木なので水に弱く腐りやすいためです。定期的なメンテナンスも楽しめる方にはお勧めのサイディングと言えそうです。

まとめ

サイディングは施工性、耐久性、コストパフォーマンスが重視されます。やはり安く、安全でランニングコストを考慮すると窯業系サイディングに落ち着くのかもしれません。もちろん塗装仕上げや塗り仕上げもあります。ご自身の生活スタイルに合った素材を選びたいですね。


2019.05.07 | Posted in 住宅用語, 建材 |  

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